寝たきり、褥瘡の対処方法

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自分で動けない場合

・歩けない老犬の場合

歩けない状態でも、ハーネスを付ける、カートに乗せるなどして、出来るだけ自分で歩くようにさせます。
こうしないと、どんどん筋力が落ちていき、健康に良くないです。

立ち上がるときだけ補助してあげると歩けるようなこともあります。
体調や気分で歩きたくないようなこともありますので、出来るだけ無理にでも、少しは歩かせるようにしましょう。
無理に歩かせるにしても、足を引きずって怪我することもあるので、犬用の靴を履かせたり、足をタオルでくるむなど、保護してあげましょう。

・食事が出来ない場合

病気でなく健康で食事が難しい場合は、流動食を与えるようにします。
これは、専用の流動食や、ドッグフードを粉にして、お湯などで溶かして与えます。
それを市販の注射器に入れて、犬の口にもっていき、流し込んであげましょう。
上手く犬が飲み込めない場合は、頭を持ち上げて上げると、飲み込みやすくなります。

・排泄できない場合

トイレの時には、排泄姿勢を保てるように、飼い主が犬の体を支えてあげると、しやすくなります。
どうしてもそれでも排泄できないなら、犬をマッサージしたり指で圧力を加えて上げましょう。
ただどこを指圧すればいいかは犬によって違いますので、獣医に聞いてみましょう。

床ずれの予防

寝たきりであれば、無理のない範囲で動かしたり、軽くさするだけでも血行を良くします。
圧迫を軽減してあげるのはもちろん、常に清潔に保つことも大切であり、床の排泄物はすぐに拭き取る、犬に付いた場合は拭き取ってあげましょう。
体圧分散マットを使用し、犬が横になっているときに、一カ所に加重がかからないように配慮します。

骨が体の近くにあるような部位では、圧力がかかりやすく、床ずれを起こしやすいです。
そのような部分には、パットなどを使用し、圧力を軽減してあげましょう。
関節部分はタオルを巻くなどして、骨同士が当たらないようにします。
そして、2時間程度を目安として、寝返りをさせましょう。
ただ皮膚の状態を見ながら、早めに寝返りをさせてあげても良いです。
嫌がるようであれば、そのまま体を軽く持ち上げてあげるだけでも、血行が回復し、一定の効果はあります。

皮膚が赤くなる、ジクジクする、毛がべたべたしてくるなどは床ずれのサインです。
すぐに床ずれは起こるので、その前に対処してあげましょう。

もしも床ずれが起きれば、すぐに獣医に診せて治療した方が良いです。
飼い主が対処する場合は、まずは屋外にいる犬でも、清潔にするために屋内にいれるべきです。
そして嫌がらないようであれば周囲の毛を刈り、水道水で水洗いします。
その後は、布や包帯などで傷口を保護するなどしてあげて、ばい菌が入らないようにしましょう。
消毒はかえって皮膚の状態を悪くすることもあり、行なわない方が良く、もしもウジが沸くなどの酷い場合は、獣医に任せるべきです。