食欲や食の好みの変化

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高齢により食欲が減退します

ペット犬が高齢化したときに顕著になるのが食欲の低下です。

高齢になってくるとどうしても筋肉が衰えてくるため1日の活動量が少なくなり、結果的に食べて補わなくてはいけない栄養分が減ります。

また高齢により内臓の機能が衰えることにより、食べてもうまく消化できなくなったり代謝に回すことができなくなってきます。

そのため何かを「食べたい」という意欲が若いときよりもかなり落ち込み、いつもと同じ分量を出したのに全て食べずに残すようになったりということが起こります。

もっとも高齢になっても若いときと同じ分量を食べ続けていると利用分が過剰になってしまうので、肥満の原因になります。

もしシニア犬がいつも通りの食事をしていて体格がむっちりしてきたなと感じたら、本人の食欲よりも先に体内の機能の方が先に衰えてきているということですので、飼い主さんの方で量を減らすなどの対応をしてあげてください。

シニア犬の食事切替のタイミング

シニア犬の食事管理が大事とわかっていても、加齢というのはある日突然に起こるものではありませんので「いつ」「どんなタイミングから」行えばいいかということについての判断は非常に難しいところです。

そのシニア犬の犬種や体格、毎日の運動量などによって少しずつ様子が異なるので一概に決めつけはできないのですが、いつからということでいえばズバリ「飼い主さんが気がついたとき」ということになります。

そんなことかと思うかもしれませんが、普段から一番その犬ことを気にかけてあげている飼い主さんの目で見て、それまでとちょっと身体の様子が変わってきたなという気付きがあったら、それが早期対応のための最善のタイミングになります。

とはいえいきなり食事の量を半分に減らしたりというのも抵抗感のあるところですから、まずはいつもの90%くらいに量にドッグフードを減らしてみて、そこから数週間ずつ様子を見ながら徐々に減らしていくという方法にするとよいでしょう。

食物の好みが変化することもよくある

シニア犬の食事でもう一つポイントとして挙げたいのが食物の嗜好が変化することもよくあるということです。

いつも食べているドッグフードを突然食べなくなってしまったときなどは、単に食欲が落ち込んだだけでなく食物の好みが変わっておいしいと思えなくなってしまったということも影響している可能性があります。

そんなときには普段食べているものとは違ったドッグフードを試してみたり、味が変わる工夫としてちょっとした手を加えてみるのもよいかと思います。

市販のドッグフードの中には老犬向けに開発されたものや、通常のドッグフードに混ぜることで味が変わったりするサプリメントも多く販売されているのでそういったものも試してみてください。