年齢を重ねると毛・皮膚の色は変わる?

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皮膚が変わる

犬の疾病発生率では№1

全国の動物病院を受診するペットのうち、全体の70%以上を占めるのが犬ですが、中でも特に疾病件数が多いのが皮膚や毛に関する病気です。

ワクチン接種や去勢・避妊目的の受診を除く純粋に病気や怪我の治療のための来院での統計によると、その病状の約18%を占めるのが皮膚病に分類される病気になっています。

犬にとって皮膚や毛の病気は非常にかかりやすい症状であり、年代を問わず常に危険が身近にあるというふうに言えます。

そこへきて高齢化という要素が加わってくるとますます体表面の免疫力が弱くなってしまうので、皮膚病発生リスクは一気に高まります。

高齢犬に多い「膿皮症」

犬の皮膚病にはいくつか種類がありますが、中でも高齢のシニア犬に多く見られるのが「膿皮症(のうひしょう)」という病気です。

膿皮症の原因は前項で述べたような体表面の免疫力の低下で、雑菌に対して抵抗力が低くなったところに細菌感染が起こると一気に化膿症状にまで進んでしまいます。

犬という動物は犬種にかかわらず身体の構造上身体全体をすっぽりと被毛で包まれているため、皮膚のすぐ近くには雑菌がつきやすくなっています。

年代にかかわらず犬の被毛の中にはブドウ球菌など感染力の強い細菌が存在しているのですが、皮膚に免疫力があるうちは化膿のような体表面を傷つけるような状態には進みません。

ですので犬が高齢化するということはすなわち膿皮症のリスクがどう予防しても絶対に高まってしまうというふうに言い換えられます。

膿皮症の症状と予防方法

膿皮症という言葉からわかるように、感染が起こると皮膚がただれてあちこちから膿がでてしまうようになります。

ひどい痒みと伴うためそれを無理にかきむしってしまうことでさらに症状が悪化してしまうこともよくあります。

皮膚へのダメージに合わせて掻きむしりがあるとみるみるうちに被毛が抜けてしまうので、病院に来るときにはほとんど胴体に毛が残っていないなんていう犬もいます。

予防方法としてはやはり地道な管理による免疫力の向上ですが、中には飼い主さんがあまりにも神経質になるあまりシャンプーをしすぎて皮膚表面にあるバリアとなる皮脂を壊してしまったりするような例もあります。

治療を受ければ必ず回復ができる症状ですので、受診の際には治療方法に合わせ日常のケアに問題点はなかったか相談をしてみてください。