何歳からシニア犬?

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何歳からシニア犬

どこからがシニア犬か

よく知られているところですが犬の成長は人間よりも早く、同じ年数を生活していても早くに高齢化をしていきます。

子供が生まれてまもなくから子犬を飼い始めるというようなご家庭も多いようですが、子供の成長よりも犬は数段早くに大きくなるので人間の方が小学生くらいになるときには既にペットは中年期なんてことも当たり前です。

一般的には犬の場合小型犬~中型犬の方が大型犬よりも長生きをするという特徴があり、成長のスピードも大型犬の方が若干早くなっています。

何となくイメージ的に大型犬の方が何十年も生きてくれそうな感じがしますが、実際には小さな犬の方がおじいちゃん、おばあちゃんとなってからも長年元気に動き回るということが多くなります。

ペット犬が老化のサインを見せ始めるのはだいたい6年めくらいからのことで、人間でいえば40歳を超えて体力の衰えを実感するようになる時期です。

大型犬なら10年、小型犬・中型犬なら15年くらい生きてくれれば相当に長生きということになるでしょう。

【参考ページ】
犬の年齢換算早見表

犬の平均寿命と全体的な変化

須田動物病院の院長である須田沖夫先生は1980年から犬の平均寿命に関する調査をされています。

その結果を見てみると、犬の平均寿命は調査依頼30年をかけて飛躍的に伸びてきていることがわかります。

具体的には1980年にとられたデータによると、当時の犬の平均寿命はわずか3.7歳だったのですが、これが2008年には14.3歳にまでなっており、なんと3倍ちかくも長生きできるようになっているというのですから驚きです。

もっとも調査を開始したばかりの頃の1980年代といえばペットの犬は屋外の庭などで飼育するのが一般的で、餌も現在のようにきちんと栄養バランスの考えられたペットフードではなく人の食事の残飯などが使われていたため、生存のための条件は今とは比較にならないほど悪いものでした。

加えて現在では重大な疾病への予防接種も飼い主の義務としてはっきりされており、今後もより長生きができるように条件が整えられていくことが考えられます。

実際動物病院への受診をする犬の中にも10歳以上のシニア犬の割合が相当増えてきています。

ただ長生きだからよいかと手放しに喜ぶことができないというのも現状のようで、高齢になってくると完治の難しい重大な疾病を患い手術のために数十万円もかかってしまうということに悩む飼い主さんもでてきています。

長く健康に生活をしていくためには

しかしやはり長年のパートナーにはどんなことをしてでも少しでも長く生きてもらいたいというのが飼い主さんの心情というものでしょう。

そこで提案をしたいのがペットを長生きさせるために、若い時期から適切な健康管理をしていくということです。

室内で飼育をされる犬が増加したことは全体的な運動不足にもつながっており、それが病気に対しての免疫力の低下を招いているということもあります。

肥満傾向が見られる犬もかなり多く受診をするようになっており、食事についても若い時期からしっかりと管理をしておくことが求められています。

病気になってから動物病院を受診するのではなく、定期的に健康診断やチェックのために訪れることをおすすめしたいです。