シニア犬の睡眠について

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シニア犬

睡眠はシニア犬の老化のサイン

ペットとしての犬というのは年を重ねても年齢による体の変化を見つけることは難しいものです。

詳しく見れば毛並みや筋肉の付き方などが少しずつ若いころとは違っていることには気が付きますが、ずっと一緒にいるとはっきりそうだと実感することができにくかったりします。

そこで飼い始めてから6~7年くらいしたときから気にしておいてもらいたいのが睡眠の変化です。

睡眠中の様子の変化は最もわかりやすいペットの老化による変化となっています。

具体的には、日中眠っている時間が明らかに長くなってきたというときや、眠っているときに呼びかけなどをしてもなかなか起きなくなってきた、また大きな音が突然してもすぐに起きるというようなことがなくなったというような場合です。

全体的に犬という動物は高齢になっていくほど睡眠時間が長く横になる時間が増えるという傾向があるため、「なんだか最近寝てばかりいるな」と感じるようになったらそれはかなり老化が進んでいると考えられます。

犬の認知症による睡眠時間の変化

犬の高齢化による体調変化でちょっとやっかいなのが「認知症」の症状です。

人の認知症も一度かかってしまうと回復が難しい、非常に介護が大変な症状ですが犬においても同様のことが起こります。

犬の認知症も早期に発見することができれば対処方法はあるのでできるだけ症状の初期段階で受診をしてもらいたいところですが、その際に大きな目安となるのが睡眠中の様子です。

認知症となった犬では、まず昼夜の感覚がなくなり昼間ずっと寝ていて夜中に突然動き出すといった行動が見られてきます。

夜になってあちこちを徘徊するようになったり、ひどくなると夜鳴きをしょっちゅうするようになります。

犬の夜鳴きは痴呆症状の一つとしても現れるものなので、何度もするようになったということは相当に認知症も進行しているとみれます。

また眠るときにそれまでは自分専用のゲージなどスペースにいたはずなのに、家族と一緒に寝たがるようになったりというのも高齢化した犬の行動として非常によく見られるケースとなっています。

老犬は一日中眠っていることも

シニア犬を飼われている人からの相談で多いのが「1日のうちほどんどの時間眠っているので、もしかしたら体のどこかつらいのではないか?」ということです。

確かにどこかお腹が痛かったりするような病気症状でも動きが鈍くなってしまうことはありますが、高齢化した犬においては苦しがるような仕草が見られないならそれは自然な症状ですので心配はいりません。

16歳くらいまで生きている犬になってくると、1日のうち8~9割くらいは眠っているなんてこともあるくらいです。

起きてくるのは食事と排泄くらいということも珍しくないので、そんなときには無理に体を動かそうとセカしたりせずそっと静かに眠らせてあげておいてください。