老犬の歩き方

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シニア犬だからこそ運動は必要

ペット犬は高齢化してくると筋肉が衰えるとともに若い時にはあふれていた好奇心ややる気といったものが出しにくくなってしまいます。

そのためそれまでなら飼い主さんを急かしてでも出かけようとしていた散歩に行きたがらなくなったり、呼びかけてもなかなか身体を起こしてくれなくなったりします。

「齢だからしょうがないかな」と飼い主さんも気を使ってそうして気分がのらなそうな日には散歩をしないですませようとしてしまうところです。

しかしそうして散歩をしない日を増やしていくことでただでさえ衰えている筋肉や骨がますます弱くなっていってしまうため、それが後に重大な疾病や怪我の原因になってしまいます。

無理やり引っ張ってでも、というの大げさですが多少ペットの方でやる気がなさそうな時であっても、自分の足で歩くことができるうちはきちんと毎日の運動は欠かさずするようにしてください。

体調が悪そうなときの散歩方法

シニア犬の散歩で気をつけたいのが、決して無理はしないということです。

前項でシニア犬だからこそ体力維持のための運動が必要とは言いましたが、それはあくまでも健康維持のための方法であるので、散歩をすることで体調を悪くしてしまうようなことがあっては本末転倒です。

もし散歩をしていて歩くスピードが上がらなかったり、なんとなく体調が悪そうだなと思ったらいつもの散歩ルートを短縮して早めに切り上げたりしてあげましょう。

また散歩するコースに砂利道や坂道など身体の負担が大きそうなところは通らないようにするなど、足腰をいたわりながらできるコースを組んでみてください。

途中でちょっと止まって休んであげるというのもシニア犬向けの散歩のポイントになります。

かなりの高齢になってきたらそもそも散歩で長距離を歩くということをせず、庭先などで軽く歩くという動作をさせてあげるくらいで充分です。

視覚や嗅覚も衰えているので注意

シニア犬になると体力もそうですが、視覚や聴覚のような五感もかなり機能が衰えてきます。

高齢の犬によく見られるのが白内障で、瞳がはっきりわかるくらいに真っ白に濁ってしまいます。

完全に瞳が白くなってしまうとまずものを見るということができなくなっているため、ちょっとした障害物を避けることができなくなったりといった怪我の原因になります。

もっとも犬の場合には人と違って視覚だけでなく嗅覚や聴覚でものの位置を把握しますので、目だけが見えなくなってもすぐに生活ができなくなるということはありません。

それでもふらふらと方向感をなくしていたり、身体が意味もなくどこかにぶつかるようになったらかなり五感が落ちてきているので早めに病院で見てもらってください。