安楽死って本当に存在するの?

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犬の安楽死

日本では、人の安楽死は認められていません。
そのため、犬の安楽死と聞くと、本当にあるのかと疑問に思う人もいるはずです。
そして、犬の安楽死なのですが、特定の状況の犬に対しては、認められることになっています。

多くの場合が、獣医からの提案によって、安楽死を選択するパターンで、実際に安楽死を選択した飼い主も存在します。
例えば、愛犬が末期のがんであることがわかったら、安楽死もひとつの選択肢です。
がんの根本的な治療は難しく、緩和治療という、症状や痛みを和らげる選択肢すら残されていないのです。

そして、がんが原因で、愛犬には様々な辛い症状が出てきてしまいます。
残りわずかな命を苦痛ばかりの時間で終えるなら、安楽死を選択して、安らかに眠らせるという選択肢もあるといえるでしょう。

安楽死は無責任ではない

あくまでも状況によりますが、犬の安楽死は必ずしも無責任とはいえません。
健康で活発な犬に対しての安楽死は考えられませんが、病気によって、残りの命を苦しんで生きていくことが決まっているような犬に対してなら、考え方も変わってくるのではないでしょうか。

犬の気持ちを考えて、自由に走ることもできなくなり、美味しいものも美味しいと感じなくなってしまった愛犬に対して、安らかに眠る方法を選ぶという選択肢も飼い主にはあってよいといえるでしょう。
末期のがんなどになってしまった犬は、生活の質が著しく低下してしまいます。

このような状況で生きていくというのは、当然、愛犬にとっては苦しいものになります。
獣医のような専門家が安楽死をすすめるということは、愛犬の身体がそのような状況にまで蝕まれているということでもあるのです。

安楽死は選択肢のひとつ

犬の安楽死について否定的な考え方を持っている人もいるでしょう。
しかし、本来、犬の安楽死は、選択肢のひとつとして考えるべきではないでしょうか。
安楽死が選択肢となる状況になってみなければ、絶対にわからないこともたくさんあります。

実際に、その状況で安楽死を選んだ家族もいて、最後は飼い主が判断をしなければならないのです。
残り数か月を苦しみながら生きるか、その苦しみから解放してあげるかは、飼い主によって意見がわかれる部分だといえるでしょう。
愛犬の安楽死というのは、いきなり突きつけられると、混乱してしまいます。

そのため、万が一の際には安楽死という選択肢があるということを知っておくことが重要になってくるのです。
実際に獣医から宣告されてしまった時には、また別の感情が芽生えてくるかと思いますが、それでも事前に安楽死について考えていた家族ならば、ある程度の用意が頭の中にある状態だといえるでしょう。

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